まだまだある!金箔のひみつ その1 himitsu1

Q: 金箔を光にすかしてみると何色に見える?
金箔は金色だろう、と言われますとその通りですが、ではすかしてみると何色に見えるでしょうか?約0.1ミクロンの薄さまで打ち延ばされた金箔はなんと「青色」に見えるんです!なかなかきれいな青で、合金比率によっては青~緑がかって見えます。
Q: 金閣寺の金箔の厚みは?
通常の金箔の厚みは約0.1ミクロン(1万分の1ミリ)です。では有名な金箔貼りの建造物「金閣寺」はそんな薄い金箔で貼られているのでしょうか?屋外にあるわけですから、雨風にさらされてそんな薄い金箔で剥がれないのか?と心配しちゃいますよね。でも心配ご無用、実は金閣寺に使われた金箔は通常の5倍の厚みの金箔が使われているんです!ちなみに縁付箔で色は1号色です。さすが、金閣寺ですね!!また、金箔は何年かごとに貼り替えられています。ですからいつでも輝いているのですね。
Q: 金箔と年越しそばの関係って?
叩き上げた金箔はまだ縁(ふち)がついたままです。この縁部分を切り落として四角く形を整えるのですが、金箔職人は仕事納めの際、散らかった金箔のかけらを集めるのに蕎麦を使っていました。当時のそばは「そばがき」といって、そば粉に熱湯を加えて練ったもので、餅のように粘り気がありました。大きいかけらは竹ばしで拾えますが、小さいかけらはそばがきの粘着性を利用して取っていたようです。 大晦日の年越しそばは江戸時代頃から食べられるようになったのですが、金箔職人がそばで金箔を集めていたことから、「年越しそばを残すと翌年金運に恵まれない」とか「そばはお金を集めるという縁起の良いもの」と言われていたそうです。
Q: 金は着やせするタイプ?
金は元素記号Au、比重は19.3、鉄の2.5倍という重さがあります。カタニでも金箔を作る材料として金の延べ板・インゴットを使いますので、手に取ることが多いのですが、見た目にスマートな金でも手に持ってみると意外に重くてびっくりすることがあります。気軽に持とうとしたら持ち上がらなかったことも度々あります。ものすっごく重いんです!たまに映画やテレビなどで主人公が金の延べ棒や金塊を担いだり金貨のつまった袋をかかえて走るとかのシーンがあったりしますが、絶対ありえないですね。主人公の腰が抜けることはまず間違いないでしょう。
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