スペシャル feature

金箔貼りに使う接着剤とコーティング剤について

接着剤とコーティング剤の選択は大事です。 何に使うのか、どのような所で使うのか、飾りか、実用か、など色々な面から考えましょう。 例えばお皿やお箸に金箔を貼ってアクリルコートでも結構丈夫ですが、洗剤で食器感覚で洗えば取れてしまいます。 屋外に置くのならば、雨や外気、太陽光線などの影響を考慮せねばすぐにはがれてしまいます。 用途に応じた接着剤、コーティングをする必要があります。

以下に比較的良い組み合わせを書いておきますので参考にして下さい。

金箔用接着剤(ハクがつく)

※ショッピングにて販売中!≫

特徴 迷ったらこれを選んで下さい、と言えるベストセラー。多くの素材に貼れる汎用性があります。人工漆液。かぶれない。1液性で使いやすい。薄めるだけ。茶色の液の為、白いモノなどに貼る場合は塗り残しや塗りムラが発見しやすい。塗った後、拭き取り具合によって、金箔のつやの程度が変えられる。 ワックスがけのように薄く薄く塗布します。塗るというより、多少粘度が出てきたところで、拭き取る感じでごく薄く接着剤を残します。
貼る素材 木材(目止めや塗装後)、プラスチック、陶器
相性の良い コーティング剤 アクリル樹脂、ウレタン樹脂など
注意事項 金箔用接着剤で接着したものにコーティングする場合 アクリルコーティングならスプレー缶で吹き付けるだけ。コート力は弱め。ホームセンター等で簡単に購入できる。 ウレタンならハケ塗りか、エアーガン吹き。コート力は強い。 ウレタン塗装したものに、熱いモノ(熱した調理器具等)を接触させるとあとが残る場合があるので注意が必要。強い衝撃を与えるとヒビが入ることも注意。常温で硬化するため、金属やプラスティック、木材のコーティング剤として使用できます。

ウレタン樹脂

※上級者向け(この樹脂は当社では販売しておりません。)

特徴 本来は塗料として使うものを、乾き際に金箔を貼り、接着剤として使う方法。 2液性で扱いに慣れが必要。 薄い黄色の液。ハケ塗りか、エアーガン吹きし、金箔用接着剤のように拭き取らない。貼り頃まで放置。
貼る素材 木材(目止めや塗装後)、プラスチック、陶器
相性の良い コーティング剤 アクリル樹脂、ウレタン樹脂など
注意事項 ウレタン樹脂で接着したものにコーティングする場合 アクリルコーティングならスプレー缶で吹き付けるだけ。コート力は弱め。ホームセンター等で簡単に購入できる。 ウレタンならハケ塗りか、エアーガン吹き。コート力は強い。(ウレタンで貼ってウレタンをコートする形です) ウレタン塗装したものに、熱いモノ(熱した調理器具等)を接触させるとあとが残る場合があるので注意が必要。強い衝撃を与えるとヒビが入ることも注意。常温で硬化するため、金属やプラスティック、木材のコーティング剤として使用できます。

フッソ樹脂

※上級者向け(この樹脂は当社では販売しておりません。)

特徴 2液性で扱いに慣れが必要。 色は透明。熱硬化性の為、約70~120度で数十分から数時間加熱、強制乾燥(焼き入れ)で硬化する。乾燥炉などの設備必要。プロ向け。金箔用接着剤のように拭き取らない。貼り頃まで放置。
貼る素材 金属、陶器、セラミック
相性の良い コーティング剤 フッソ樹脂など
注意事項 フッソ樹脂をコーティング剤として使用する場合 建築の外壁をはじめ、船舶の塗装にまで使用される強靱なコート力がある。屋外で数年以上使うなら一番オススメ。 汚れがつきにくい特性、耐光性もある。透明度高く、重ね塗りで厚くすれば雨風もシャットアウトできるが、乾燥炉など、それなりの設備が必要。プロ向け。

エポキシ樹脂

※上級者向け(この樹脂は当社では販売しておりません。)

特徴 2液性で扱いに慣れが必要。 色はクリーム色等。熱硬化性の為、約80度で数十分から数時間加熱、強制乾燥(焼き入れ)で硬化する。乾燥炉などの設備必要。プロ向け。金箔用接着剤のように拭き取らない。貼り頃まで放置。
貼る素材 金属、陶器、ガラス (エポキシはクリーム色の場合、ガラス裏面からも見せる場合は不適当。透明のハクピタの方が良い)
相性の良い コーティング剤 ウレタン樹脂など
注意事項 エポキシ樹脂で接着する場合 硬化後はガラスのような硬さになる。色が不透明色の場合、コーティング剤としては使えない。粘度が高いので、調節してスクリーンインキとして刷ることが可能。文字や模様を接着剤としてスクリーン印刷し、金箔を貼れば金箔で印刷したかのような風合いが可能。プロ向け。
top