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みつまたの木から作ったあぶらとり紙 吉野




和紙タイプのあぶらとり紙は「麻」を原料にしたものがほとんどです。
和紙の王様「雁皮」を使った「ふるや」は箔打紙に使われたもので、決して多くは作れません。
一方、和紙の女王と言われる「みつまた」は繊維が雁皮によく似ており、高級な紙の原料として知られています。
肌触りが良く、薄くても丈夫で高級感があり、現在も紙幣や証紙などに使われていることからもそのことは証明できます。
万葉の時代には、三枝(さきくさ)と呼ばれ、同科の雁皮とともに紙作りに欠かせなかったようです。

 

 

 

「吉野」の特徴について・・・

みつまたから作ったあぶらとり紙は珍しく、他で見たことありません。
肌触りも良く、透けるくらい薄いのですが、とても良く皮脂あぶらを吸い取ります。
これはみつまたの繊維が他の紙よりも長いことによります。しかも金箔打紙製法で。
繊維の密度を格段に上げているため、吸収力は激増しています。

 

 

金箔打紙製法とは・・・

金沢でしかできない金箔を打ち伸ばす技術を使って、高級なあぶらとり紙を作る方法です。
数万回、数十万回と打圧し続けると紙繊維の密度はどんどん上がり、驚くほどの吸収力を生み出します。
大手製紙メーカーでは、紙はキャレンダーと言われる大きなロールで圧をかけていますが、これは線状に圧がかかります。
これに対し、金箔打紙製法は「点状」に圧をかけるため、さらに繊維を細かく潰すことができるのです。
長年の金箔づくりの経験で培われた職人のノウハウがないと金箔打紙製法あぶらとり紙はできません。

 

 

お肌への安心・・・

特筆すべきは、これだけの吸収力を出すために、一切の薬品等を使用していないことです。
打圧のみ、自然な製法でできていますので、安心してお使いいただけます。

 

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