金箔は1粒で3.3キロメートル!
1粒で300メートルというのは某有名なお菓子のフレーズですが、金箔は「1粒で3.3キロメートル」なんです!説明しますと、金は非常に柔らかい金属で約0.1ミクロン(1万分の1ミリ)まで薄く打ち延ばすことが可能です。これが金箔ですね。金箔合金1グラムで約3300平方センチの金箔になりますので、仮に1ミリの幅で延ばし続けたとすると、なんと330メートル、0.1ミリの糸状に延ばしたとするとなんと3.3キロメートルにも延びるのです!
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純金箔は純金じゃない!?
金箔の呼び方は色々あります。純金箔、金箔、本金箔、金沢箔など。一般的に純金箔という時、皆さん純金の箔で純金箔だと思っていませんか?これ違うんです。下記の「金箔の色は?」に詳しく書きましたが金箔は色目によって合金配合が色々あります。つまり金に微量の銀と銅を合金したものが金箔。だから純金箔は純な金箔で純金箔と捉えるのが妥当。なんとも苦しい解釈ですが、、、。これが紛らわしいのでカタニではできるだけ単純に金箔というようにしています。安い洋金箔(真鍮箔)に対して本当の金使用の箔(純金箔)であることをさして本金箔とも言います。ですから厳密に字のごとくの意味で純金箔(純金の箔)は24K金箔のみを指す、ということになりますね。元来、金箔としておけばいいのに、なぜ純をつけたんでしょうね???
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金箔は電気を通す?
コンピュータや精密機器などの重要な部品として金が使われています。これは、通電性が良く、安定している上に変質しにくいという金の特性が利用され配線材料としては欠かせないモノとなっているのです。
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金箔美肌!?
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近年、高級エステサロンをはじめ金箔を美容に活かすことが非常にさかんになっています。金箔パックや金箔入り化粧品など、さまざまな方法で美容に金箔が使われています。クレオパトラ、楊貴妃も金を美容に使っていたという伝承もあります。歴史的美人は金のおかげかも。
■参考:自宅でできるエステ用金箔
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| 金箔とそば
叩き上げた金箔はまだ縁がついたままです。(金箔写真参照)この縁部分を切り落として四角く形を整えるのですが、金箔職人は仕事納めの際、散らかった金箔のかけらを集めるのに蕎麦粉を使っていました。大きいかけらは竹ばしで拾えますが、細かいものはそばの粘着性を利用して取っていたようです。当時のそばは「そばがき」といって、そば粉に熱湯を加えて練ったもので、餅のように粘り気がありました。
大晦日の年越しそばは江戸時代頃から食べられるようになったのですが、金箔職人がそばで金箔を集めていたことから、「年越しそばを残すと翌年金運に恵まれない」とか「そばはお金を集めるという縁起の良いもの」と言われていたそうです。
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黄金を溶かす王様の水
他の金属と違い、錆びないしどんな液体にも溶けない金を溶かす液体があります。「王水」と呼ばれる硝酸と塩酸を混ぜた特別な酸の液体は金を溶かすことができるのです。まさに王様の水、ですね。 (※)へ続く
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もうひとつあった!金を溶かす液体
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・・・と言われていたのですが、何とヨードチンキでも溶かせます。最近の研究で有機溶媒(ゆうきようばい)にも溶けることが分かってきました。ヨードチンキにはアルコール系の溶媒が含まれているので金を溶かすことができます。割と身近なもので溶けるなんて王様も形無しですね。
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金は着やせするタイプ?
金は元素記号Au、比重は19.3、鉄の2.5倍という重さがあります。カタニでも金箔を作る材料として金の延べ板・インゴットを使いますので、手に取ることが多いのですが、見た目にスマートな金でも手に持ってみると意外に重くてびっくりすることがあります。気軽に持とうとしたら持ち上がらなかったことも度々あります。ものすっごく重いんです!たまに映画やテレビなどで主人公が金の延べ棒や金塊を担いだり金貨のつまった袋をかかえて走るとかのシーンがあったりしますが、絶対ありえないですね。主人公の腰が抜けることはまず間違いないでしょう。
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金は老けない?!
人間の体もそうですが、悲しいことに時と共に劣化していきます。大抵の金属も時間の経過と共に錆びたり腐食したりしていくものです。しかし、金は空気や水に全く影響を受けませんのでので錆びることがなく、金属中で最も安定した金属と言えます。うらやましいことにずーっと輝いたままです!この特性を利用して、金属特有の錆びや腐食によるノイズの発生を抑える為に楽器類の部品にも使われています。
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金箔は体に良い?悪い?
金は中国やアジア諸国で、古来より漢方薬として使用されてきました。ここ石川県でも歴史書によると加賀藩では戦の際に金を使った薬を常備薬として持ち歩いていたとあります。明治時代に西洋医学に基づいた薬事法に改正されるまでは普通に薬局で金を使った薬は売られていました。また、常に金箔に触れているので昔から金箔職人はガンにならない、とか医者いらず、とか言われることもあります。現在、西洋医学的には医療効果としての裏付けや根拠はありませんが、東洋医学的には古来より殺菌効果があると伝えられています。
※本記述は金の伝承を客観的に記すもので医療効果を認めるものではありません。
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竹久夢二と金の秘薬
金沢にゆかりの深い作家、竹久夢二の小説に「秘薬紫雪」というのがあります。この中に出てくる薬は、実際にあった「紫雪」のことで、金沢市尾張町の石黒伝六氏が特許を持っていた加賀の万能薬の名前です。金を原材料とするこの薬の効き目はすごく、徳川家康が孫の家光が病気をした際に「紫雪」を飲ませたら、たちどころに治ったという話も残っています。小説の中ではこの秘薬を遺体に口移しで飲ませると生き返るのですが、これはロマンチックな夢二の小説ならではのお話でしょうね。
※本記述は金の伝承を客観的に記すもので医療効果を認めるものではありません。
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金箔は青い?
金箔は金色だろう、と言われますとその通りですが、では透かしてみると何色に見えるでしょうか?約0.1ミクロンの薄さまで打ち
延ばされた金箔はなんと「青色」に見えるんです!なかなかきれいな青で、合金比率によっては青〜緑がかって見えます。
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金箔の色は?
もう一つ金箔の色について。金は金色、これは当たり前ですが、金箔には細かく色んな色味の金色があるのです。金箔は金に微量の銀と銅を合金したものを打ち延ばしていますから、銀と銅の含有率によって色んな色を出せるのです。一般的に作られている金箔の色味を挙げますと、5毛色、1号色、2号色、3号色、4号色、3歩色などがあります。この他にも梅色(21.68K)、定色(14.12 K)などが作られています。ちなみに純金58.82%以上からが「金箔」と定められていることから、この色が定色/さだいろと呼ばれます。銀、銅を合金しない24Kの金箔もあります。最も多く使われているのが4号色で、仏壇、工芸などに広く使われています。
有名な所では、金閣寺は1号色(5倍厚)、日光東照宮は特殊な3号色(日光色と呼ぶ)で貼られています。
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金の埋蔵場所は土の中 < 都市?!
人類がこれまでに掘り出した金は約14万トン、これから新たに掘れる地下埋蔵量は6〜7万トンと言われており、(2006年)金鉱山生産量は横ばい〜減少と見られています。金の生産国第一位の南アフリカで年間約3百数十トン。これに比べ年間1千トン近い金が存在しています!一体どこに?それは土の中ではなく、都市にあるのです。・・・答えは加工品に含まれる金です。装飾品、コンピュータや精密機械の中、その他様々な所に使われた金がリサイクルとなってまた金に戻ります。先に述べた通り、金は空気、水など外環境によって一切変質しないのでリサイクルしても全く劣化していない金です。このリサイクル金が合計量が毎年1千トン近くあるそうで、新たに鉱山から掘るより効率が良いのではないでしょうか。という理由から埋蔵金は都市にあり、というわけです。
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金閣寺の金箔は分厚い!
通常の金箔の厚みは約0.1ミクロン(1万分の1ミリ)で、超薄いのは先に説明した通りです。では有名な金箔貼りの建造物「金閣寺」はそんな薄い金箔で貼られているのでしょうか?屋外にあるわけですから、雨風にさらされてそんな薄い金箔で剥がれないのか?と心配しちゃいますよね。でも心配ご無用、実は金閣寺に使われた金箔は通常の5倍の厚みの金箔が使われているんです!ちなみに縁付箔で色は1号色です。さすが、金閣寺ですね!!また、金箔は何年かごとに貼り替えられています。ですからいつでも輝いているのですね。
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